月刊裏ダイバー

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裏ダイバーその3

「船の科学館」の底力

≫表ダイバーは123ページの「沈船の構造 徹底解説」です。

編集部:町田晴美


今回お話を伺った「船の科学館」学芸員 齋藤義朗さん。船に関する知識の幅広さとその情熱に、ワタクシ町田……感服致しました。

館内の階段を下りると、「海をひらく」コーナーです。齋藤さんにダイバー必見の逸品をご紹介いただこうと、神秘的な一角へ。

おっと、近づいてきました。潜水の黎明期が紹介してあります。イラストと現物の組み合わせで、分かりやすく歴史がたどれます。
 
うわ〜、年季の入った器材がたくさん並んでます。「こちらです」と齋藤さんが指し示す先には、マスク??

じゃーん!! こちら、齋藤さんオススメの逸品“大串式マスク”。1913年に開発された元祖マスクと呼べるもの。他じゃ見れません!
 
展示をチラ見せ☆ダイバーならば、潜水の歴史に思いを馳せ、今日のダイビングに感謝を捧げる時間も必要かもしれませんね。

館内には、様々な資料が並びます。特に私が惹かれたのが、模型。たっくさ〜ん並んでおりました。精緻な作りがたまりません。
 
潮風を感じながら、『宗谷』と『羊蹄丸』が繋留してある場所まで進みます。気持ちい〜い♪ お散歩にもぴったりですね。

さてさて、南極観測船『宗谷』がどど〜んと鎮座。過酷な環境で、活躍してきたオーラが漂います。
 
船室をパチリ。簡素でありながら、かわいらしいディティールにセンスを感じます。極地では、どんな光景が窓に映ったのでしょう。

『宗谷』の隣には、青函連絡船『羊蹄丸』。昭和40年〜22年余り活躍してきた一隻。「船の科学館」で永久展示保存されています。
 
海の中を思わせるミステリアスな空間が広がります。「船の科学館」は、展示の幅がハンパないっ☆

操舵室にも入れるんです! 興奮を隠せない私……。重要な交通手段だった当時、活き活きした空気が漂っていたことでしょう。
 
開放感いっぱいのデッキ!! 船に関する知識や博物資料はもちろんのこと、気持ちのよい空間が広がる「船の科学館」。これはオススメスポットです!
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