Diver-web -月刊ダイバー-

ストカー疑惑をかけられる!?

≫表ダイバーは、P24〜「光さす、ロタの海へ　坂東玉三郎」

編集部：岸本多美子

坂東玉三郎さんといえば、雲の上のようなおかた。今回ロタ島で取材にご一緒できると決まったときには、まさに天にも昇るような気持ちでした。玉三郎さんが潜っている間、五島カメラマンが向けるカメラにフレームインしないように、岩陰に身を隠して撮影シーンを見守りつつ、コンパクトカメラで少し撮影もしていました。それをさらに遠くから見ていたロケスタッフが一言。「岸本さん、すごい怪しかったですよ。まるでストーカーみたい」と!!　言われてみれば確かに、息を潜めて岩陰にこっそりと隠れてカメラを向ける……完全にアヤシイ人物です。

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以前、ロタ島で撮影された動画を見せていただきました。白いスーツに身を包み、光の中で舞う姿はこの世の者とは思えない神々しさです。このときのDVD は、ごくごく一部の関係者にしか渡されておらず、見るチャンスがなかったのですが、今月、玉三郎さんのHPで以前ロタホールで撮影された水中動画が公開されました！タヒチやパラオをスクーバで潜っているシーンも必見です。
http://www.tamasaburo.co.jp/

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「ロタホール」での撮影の１コマ。取材初日は、身体慣らし＆下見を兼ねて、スクーバで入りました。五島カメラマンが手にしているカメラは、本誌P37の「愛用品拝見」で紹介している機材です。雑誌の取材はおもにスチールで、カメラマンたちの荷物の多さは目を見張るものがありますが、ハイビジョンカメラは、その３、いや５倍はあるでしょう。

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「どのくらい潜っているのですか」とお尋ねすると、ログブックを見せてくださいました。Ａ５版サイズのログブックは、私が持参した月刊ダイバー特製の防水ポーチに入れるとピッタリ！　勝手に、玉三郎さんのログブックケースにしてポーチに入れてお返ししたところ、なんとそのままカメラに向かって微笑んでくださいました。