月刊裏ダイバー

本誌連動企画!月刊裏ダイバー
毎月、取材裏話やWEB限定特別企画を公開中~
是非雑誌とWEBを一緒に楽しんで下さい!!

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2012.8月号

≫表ダイバー(月刊ダイバー本誌)と一緒にご覧下さい!書店、Diver’sStoreにて好評発売中!!


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上五島とガンダムの意外な関係

≫表ダイバーは20〜26ページの「ディスカバー上五島」です。

編集部=岸本多美子
写真=松島正二

昨年12月号に本誌初登場の上五島。「夏場限定のとっておきのポイントがあるんですよ〜」というお誘いをいただき、よっすぃーと再訪! 360度見渡す限り、なーーーんにもない外洋の沈み根「高麗曽根」でのエキサイティングなダイビングは、ぜひ本誌をご覧ください。

その「高麗曽根」と対照的なポイントが、ダイビングサービス〈ナイスばでぃー〉の店舗目の前にある「歩いてポン」。ここは年中気軽に潜れるスーパーマクロポイントです。「美海号」から左手桟橋までのエリアを潜ります。「水中にはワインや焼酎を寝かせ熟成させている」という話題から、新上五島町役場の湯川さんから「いつかはここにザクを沈めたいと思っているんですよ」というトンデモ発言が!? ザクって……、ガンダムの??

元ジオン兵のククルス・ドアンが登場するテレビアニメの第15話は、かなりマニア度の高いストーリー。総集編DVDでも削られてしまった回だとか……、絵のタッチが他の回とかなり違うとか……、背景が五島の海という説もあるそうです。で、この第15話は、アムロがザクを海中に沈めて終わるそう。

というわけで、湯川さんの「ザクを五島の海に!」発言がうまれた訳なんですね。本当に実現に向けて動いたそうですが、「著作権が非常に厳しく、まだ実現のメドは立っていません」とのことでした。

ちなみに、「機動戦士ガンダム」の主題歌「翔べ!ガンダム」を歌った俳優の池田鴻さんの墓が、新上五島町浦桑郷の浄福寺にあるそうですよ。


「歩いてポン」は〈ナイスばでぃー〉の目の前。桟橋を挟んだ先には、「走ってポン」もある

防波堤からショップ側を見ると、窓辺にデニムのジャケットが……。スタッフの杉崎康二さん(通称「スギちゃん」)が、近所のかたからプレゼントされたそうです
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沙耶香ちゃん(中)、マネージャーの黒澤さん(左)、そしてインストラクターの川原さん(右)とつねに笑顔の絶えない現場でした!

キュートなお魚を次々と紹介してくれた川原さん。生き物にゾッコンなお2人も、つねに前のめりで観察を楽しんでいました!

砂地にちょこんと佇んでいた体長2cmほどのカエルアンコウ。しかし「そこは俺の縄張りだ〜」といわんばかりにトラギスがにらみをきかせるシーンも。なんだか微笑ましい一場面でした♪

2日間4DIVEの海洋講習を終え、沙耶香ちゃん、黒澤さんともに晴れてダイバーデビュー! 本当におめでとうございます〜★

海の生き物たちに首ったけ♡

≫表ダイバーは付録「ダイビング入門Book」4〜7ページ「加藤沙耶香 ダイバーになる!」です。

写真=松島正二
文=湊 亜弥子

タレントの加藤沙耶香ちゃんが、晴れてダイバーデビューを果たしたCカード講習に密着取材してきました。今回は、沙耶香ちゃんと一緒にマネージャーの黒澤さんも受講され、お2人ともたくさんの感動に出会えた海洋講習ですっかりダイビングの虜になられた様子!

沙耶香ちゃんはもともと、お家でニモ(カクレクマノミ)などたくさんの熱帯魚を飼っているほど、大のお魚好き! 初めての海中にはちょっぴり緊張しながらも、1本目から青やオレンジなど色とりどりたくさんのお魚に出会えて興奮しっぱなしの海中散歩でした★「たった10mくらいでもこんなにいっぱいお魚がいるなんて思ってもみなかったです! 入ってすぐ右側にいっぱいいたの、アレなんていうお魚ですか〜?」と、潜るたびに生き物たちへの興味もみるみる膨らみ、終始、笑顔が溢れていた沙耶香ちゃん。その様子は誌面でチェックしてください!

黒澤さんも同じくお魚好きで、とりわけ海底に佇むカサゴやオキゴンベ、おヒゲを動かしながら進むヒメジなど、着底系の魚たちに興味津々! 砂地の生物をジーーッと見つめながら、観察に夢中になっていました。そんな中、砂地にヒザ立ちをしてスキルを復習していたある時、ふと黒澤さんのほっぺに何やら近づく影が……ん!? よく見ると、ふだんはジッとしていることの多いカサゴが、ホバリングをしながら黒澤さんに大接近して、顔を覗き込んでいるではありませんか! さっきまで黒澤さんがカサゴを凝視していたのに、立場が逆転!? 視線を感じた黒澤さんも横を向き、カサゴと目が合い……黒澤さんとカサゴ、どうやらお互いの心が通い合った瞬間となったようです♪

そんなお2人からは、ログ付けでも見た魚の名前が出てくる出てくる! インストラクターの川原さんもビックリするほどの記憶力で、「あれなんていう魚ですか?」「こんなのもいたんですけど!」と大盛り上がりでした! 生き物観察もたっぷり楽しみながら、海の中では自分の脈動を心地よく感じたり、お母さんのお腹の中にいるような感覚でリラックスしていたというお2人。これからもいろんな海に潜って、たくさんの生き物たちとの出会いを重ねながら、今後は海方面でのご活躍も楽しみにしています★

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狙え!ペンギンわらわら

≫表ダイバーは32〜35ページの「横浜・八景島シーパラダイスで この夏こそイルカと泳ごう」です。

写真=鍵井靖章
編集部=加納美優子

先日、八景島シーパラダイスでの取材がありました。日焼けして皮がむけるほどの快晴の中、モデルのくぼたみかちゃんとカメラマンの鍵井さんが、すてきなショットを収めるための撮影に励んでくださいました。

そんな中、なんともキュートな撮影風景を目撃!

飼育員さんに誘導され、てとてと歩くペンギンたちのベストショットを狙うべく、地面に伏せる鍵井カメラマン!

短い尻尾をふりふり、必死に歩くペンギンたちは、カメラに向かう……と見せかけて、あれあれ、鍵井カメラマンの周りで、わらわらと好き勝手動き始めて、しまいにはコンテナの裏に隠れる子や、脱走を図る子、ケンカを始める子もいて、てんやわんや。

元気いっぱいのペンギンたちと、鍵井カメラマンの困惑の表情があいまって、可愛いやら面白いやらで、クスっと笑える撮影でした。

みなさん、本当にお疲れさまでした!

アロハなレイをつけて、おめかししましょ

レストランで見つけた看板、イルカの頭にオマール海老?!

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威厳ありますねぇ。「恐竜」と言われたら、信じてしまうかも

物陰に隠れるへたれ君? いえいえ、変温動物の彼らは、日陰で涼んでいるのです

ビーチが、桃色で〜〜〜す

色の秘密は、このオルガンパイプサンゴのようです。

手にとると、白い砂と赤い砂のミックス。だからピンクに見えるんですね

コモドの「ここだけ」

≫表ダイバーは82〜86ページの「古見きゅう 僕がコモドを好きな理由」です。

写真=古見きゅう   

「コモド」は、写真家・古見きゅうさんお気に入りの海の1つ。ダイバーの間で「コモド」と呼ばれているのは、1991年に世界自然遺産に登録されたコモド国立公園内のコモド諸島をダイビング専用船で数日間かけて巡るダイブクルーズのことです。

誌面でも紹介したように、古見さんがコモドに強く惹かれる大きな理由は、豊潤な海中と生き物の多様性ですが、それでも、コモドを語る上で外せないのはコモドドラゴンだそうです。
コモドオオトカゲ(通称コモドドラゴン)は全長3m、体重約150kgにもなる世界最大種のトカゲで、20世紀初めに発見されたときには、「恐竜の生き残り」と言われたとか。現在では、ダイブクルーズで巡るコモド島とリンチャ島の2島が、野生のコモドドラゴンを観察できる島なんです。

そして、もう1つ、「ここだけ」といってしまいたいくらい珍しいのがピンクビーチ。なんと、コモド島の周辺には、ホワイトビーチならぬピンクビーチが何か所かあるんです。赤いオルガンパイプサンゴの影響で、砂浜が白ではなくピンク色に見えるのだそうです。

ワイルドな海と貴重な生き物や自然の風景は、秘境ダイブクルーズだからこそ味わえるダイバーの特権といえますね!

コモドクルーズのシーズンは、10月まで。まだ、間に合いますよ。
ツアーのキャンペーンもあり!

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科学と美術が結合した博物画

≫表ダイバーは150ページの「Monthly Pickup 今月のオススメ」です。

編集部=岸本多美子

「Monthly Pickup 今月のオススメ」の1コマでしかご紹介できなかったのですが、『杉浦千里博物画図鑑 美しきエビとカニの世界』がスゴイんです。この書籍をご紹介くださったのは、神奈川県水産技術センターの工藤孝浩さん。とあるセミナー会場でバッタリお会いしたとき、この書籍のチラシをいただきました。「じつは僕、彼の幼馴染なんですよ〜」と。さらに、この書籍の推薦文を荒俣宏さんが書いていらっしゃるなんて! 浅からぬご縁を感じてしまいました。

2001年に39歳という若さで急逝してしまった杉浦千里さんは、円谷プロダクションのウルトマンシリーズで怪獣のデザインなどにも携わっていたそうです。博物画はまったくの独学だったそうですが、「日本にもまだ、本物の博物画をかける人がいたんですね〜」と荒俣さんを感嘆させた珠玉の作品群が、没後十年の時を経て作品集として刊行されました。

さっそく出版元の成山堂書店さんが見本誌を送ってくださったのですが、なんとも精巧な! 科学的記録は今は写真がその役割を担っていますが、エビ・カニの細部を極限まで描写した杉浦さんの作品を見ていると、改めて“自然の造形と配色にひそむ神秘”(荒俣さん評)を感じることができます。

皆さんも、この神業をご自身の目で確かめて、感じてください!

『杉浦千里博物画図鑑 美しきエビとカニの世界』
A4判 112頁/3,465円/成山堂書店
http://www.seizando.co.jp/article/14350129.html

工藤さんからたまたま手渡された書籍刊行の案内

弊誌にも度々ご登場いただいてる荒俣宏さんが推薦文を書いています

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マボヤーブーム到来!?

≫表ダイバーは171ページの「Diver’s Net」です。

編集部=岸本多美子   

“浜神マボヤー”をご存知ですか?

一度見たら忘れられないこのインパクト大なルックス。6月8〜10日、アクアマリンふくしまで開催された「海辺の環境教育フォーラム2012 in ふくしま」をきっかけに登場したニューヒーロー(?)アイドル(?)です。

ちゃんとキャラクターの設定もされています。
http://interpreter.ne.jp/umibe/maboyaa.html

耳のような部分が「+」「−」になっている点も見逃せません。マボヤ(尾索動物)の入水孔(+)、出水孔(−)にちなんでいるようです。

さらに、このマボヤーのTシャツは2種類作られたようです。1つはグレーで6月10日「こども海の日」スタッフ用。そしてもう1つが、白色やピンク色など複数色ある支援Tシャツ(ネットで販売して売り上げの一部がフォーラムの運営資金に)。さらにさらに……、「浜神マボヤーのテーマ」なる曲までが! この夏は、マボヤーの一大ブームが来るけ?

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