本誌連動企画!月刊裏ダイバー
毎月、取材裏話やWEB限定特別企画を公開中~
是非雑誌とWEBを一緒に楽しんで下さい!!
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07.8月号
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≫表ダイバー(月刊ダイバー本誌)と一緒にご覧下さい!書店、Diver’sStoreにて好評発売中!!
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左:今月号のトップページの写真はこうして撮影されたのだ
右:マニヒ島にてラインフィッシングの取材。
私も1匹だけ釣れました……アカヒメジ。その間、船長さんは15匹も釣り上げていた!!
子供が大好きなセインさん。
水中カメラに興味深々の現地の子供に優しく解説してました
実は同級生の2人
モーレアのサンセット。
水上バンガローがプールに映し出され、天空の城のようになっていました。タヒチはホント、絵になる島です。
モーレアの取材を終え、鍵井カメラマンが記念に撮影してくれました
後日、私の母にプレゼントしてくれた著書。
これで海外旅行はバッチリです!
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セイン カミュさんとファニエスト・タヒチ巡り
編集部:坂部多美絵
タヒチ取材に行ってきました!
取材メンバーはセインさん、マネージャーの元さん、鍵井カメラマン、私の4人。
セインさんと、鍵井さんは同じ年ということもあり、2人の会話は漫談みたいでした(笑)。
セインさんは、英語、フランス語、なぜか関西弁も話せ、カラオケの18番は何かとたずねれば「ランナウェイ」「ギザギザハートの子守唄」などベタベタのナツメロだそうで……。
さすが日本に30年住んでいるだけあります。アメリカ人と日本人の気質をバランスよく持ち合わせる面白いかたでした。
それと、今回の取材で私の「ファニエスト・ビジネス・イングリッシュ」を直してもらおうと、日ごろ使っている英語についての質問をいくつか。
You are going to appear on next issue (あなたは来月号に掲載されます)これはいいのだろうか??? これまで適当に話していた言葉だけど……
「on じゃなくて in だよ。on だと来月号に貼り付けるになっちゃうから」とセイン先生。
Thank you so much! 前置詞、very 苦手です。
さて、取材が終わり、後日、1冊の著書をプレゼントしていただきました。
「セイン カミュのトラベル英会話」です。中を見ると「To Yoko」とサインがしてあるじゃないですか!ヨーコ?なんでうちの母の名前が!?
なんで知っているの?そういえば、取材中「うちの母がセインさんのファンでして」なんて話をしていたような。そんな1度きりの会話を覚えてくださっていたんでしょう。記憶力すご過ぎ!母にそれを渡すと、大喜びでした。
翌日、早速しおりがはさんでありました。しかも2枚。なんでも、母と父が、競うように勉強しているようで……もう1冊買えばエエやん!先生、ありがとうございます。
これで海外旅行が好きな父と母の英語力、必ずやアップするでしょう。
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☆器材モニター☆
モデル:植垣みお
器材モニターとして大瀬崎に行かせて頂きました♪ 今回はモデルの清水和博サンと一緒の撮影だったんですが……。さすがモデルさん!!!スタイル抜群ですね☆ 私ももっと身長欲しい…↓↓
器材モニターということで、1本ごとにスーツ&器材を変えて潜る。変えて潜る。潜る。潜る……。とにかく潜りました!!!!! 正直疲れました。
しかーし! カメラマンの阿部さん、インストラクターの深澤さんは潜って、カメラ&器材の準備、そして画像チェックなどもしています。そんな横でグダグダ言ってる場合じゃないので頑張りました☆★☆ 自分なりにですが…(゜Д゜〓゜Д゜) 和博サンもとても気を使って下さったし、楽しく撮影出来て良かったです♪
スーツは自分サイズだったので動きやすかったのですが、3mmスーツの撮影の時は寒くて×2 その後に5mmスーツで潜ると、ここまで違うの!? って感じるほど暖かくてビックリしました。器材も慣れている物ではなく、毎回違う器材でのダイビングだったので水中で戸惑ってしまった時もありましたが、様々な器材やスーツを使ってみて知識・経験を増やすことが出来ました。
ダイビングをより快適に楽しむためにも、器材は自分に合った、自分が一番使いやすい物を使用するのが良いという事を改めて実感しました。ウェットスーツも素材や形によって全然違い、それぞれに特徴があります。自分に一番あったスーツ・器材選びはダイビングの楽しさの一つですね☆ この機会に自分の器材変えてみようかな(*´∀`*)
最後に…
今回の撮影でお世話になった方々、ありがとうございました!!! &本当にお疲れ様でした(o´艸`)
゜・*:.。. .。.:*・゜ やっぱり海は最高゜・*:.。. .。.:*・゜
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1〜3:潜っては着替えて、また潜る。繰り返すこと、はて何回?がんばってくれたみおちゃんです
ラストダイブの後、カメラマンの阿部さんとツーショット!おつかれさま!!
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“はじめてのスノーケリング”でママと遊ぶ夏休み
by 宇田ママ
プールなどですっかり水にも慣れ、自分で泳いだり潜ったりできるようになってきた子どもたち。今年は夏休みに西表島へ行く計画もあり、ちょうどスノーケリングに挑戦させようと思っていたところに舞い込んだ我が家にとっては“おいしい”企画でした。
「ママ〜、しょっぱかった。濁ってて、海藻が生えてた!それから小さな魚がいっぱいいて、岩が埋まってたよ!!」(by リュウ)
そうか、そうだよね。当たり前だと思っていたことが、子どもにとってはすべてが生まれて初めてのこと。海ってプールや浴槽とはまるで違うんだ、ということを発見した喜びに溢れ、目はキラキラ輝いている。新しい世界を見て触れて感じた素直な感動に触れて、自分の錆び付いていた感性が少し甦ってきた(かも…)。
今回の撮影で思い出したことがもうひとつ。少し曇っていたとはいえ、いきなり白砂のビーチでの撮影は、いくら疲れ知らずの子どもといえどもちょっと大変。最初こそ笑顔だった彼らもだんだんお疲れモードに変わり…。そう、ビーチでの陸撮ほど過酷なものはないかも、なのですよね。かくいう私も果たして何年ぶりの海取材? 白砂に反射した太陽の日差しに思いっきりよろめき、目が開けられないっ! もっとず〜っと緯度の低い太陽に近い南国での撮影なのに、黒目がちゃんと写っているモデルさんを見るとホント尊敬しちゃいます(笑)。早く海に入りたいとぐずる子どもたちを相手に、杉森カメラマンがやさしく粘り強く対応してくれ、なんとか無事に撮影を終えることができました(感謝です!)。
早い人は2年くらいで復帰? あの田中律子さん(6月号でインタビューさせていただきました)はなんと1年くらいでしたね。育児休暇に入ってはや8年(長すぎ?!)。そろそろ海に復帰しようと思っていた私にとって、最適なリフレッシュコースとなった「はじめてのスノーケリング」特集。これで完全復活の西表に向けて準備も整ったし、この夏はスノーケリングを思いっきり楽しんじゃおうと思います。もちろん子どもと一緒に。
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沖縄本島・恩納村で
「サンゴヒメエビ属の一種」発見!
文:恩納村〈ダイブギャラリー・シーワークス〉
宮崎 隆史さん
(月刊ダイバー8月号の140ページの続きです!)
ここは沖縄本島、恩納村。その定番の浅いポイントで白い影が転石を横切った。石を持ち上げてのぞき込むと
「テケテケテケ……」
うぉ〜! 間違いないっ! そう、サンゴヒメエビの一種?しばらくすると、なんともう1個体発見!でも、図鑑の写真のイメージと違う。図鑑の写真は、もっとオレンジ?茶色っぽい感じだったような気がするのだが。よく見るとこの子は、乳白色?半透明?で、胸脚に綺麗な紫がかったラインが入っている。触角も同じような感じで、バブルコーラルシュリンプの触角のような感じで、とってもきれい。
う〜ん……。だんだん自信がなくなってくる。なんかイメージと違うし、こうもあっさり2個体ってことは、違う子か? でも見たことないし、図鑑でも見覚えないしなぁ〜。と、そのダイビングは終了。
ショップに戻り、先程の画像と、図鑑とにらめっこ。テケテケ動き回るため、ジャスピンのものが無い。なんとか写っている画像と比較しても、やっぱり白い。ネットで、検索して出てきた画像と比較しても、やはり白い。でも、形は「サンゴヒメエビ属の1種」ってのと同じ。
この色の違いが、生息環境の違いによる色彩変化なのか、別種なのかはわかりませんが、僕的には、待ち焦がれていた、幸運な出逢いでした。
その後、再度スタッフ総出で確認に行ったのですが、
1時間以上探しても、発見できず、幻に終わったかに思えたのです。が後日、リピーターさんとのダイビングでのこと。
リピーターさん「なんか面白いヤツいる?」
僕「こんなん(白いエビちゃん)、いましたよ。でも、再調査でスタッフ総出で空振りだったので、幻かもしれません。探しに行ってみます?」
リ「ポイントどこ?」
僕「体験とか、スノーケルの浅場のポイントです。」
リ「えっ?そんなとこにいるの?」
僕「そこでしか見たこと無いから、今のトコ可能性としては、一番高いです。さっきも言ったけど、今のトコ2打数1安打です。」
「逆転満塁場外ホームランか、フルスイングで空振り三振かどっちかです。」
リ「今回、いい流れきてるから、ひょっとするんじゃない?」
僕「そうですね。お約束は出来ませんが、バットは振らなきゃ当たらない。それ以前に、打席に立たなきゃ、バットは振れませんからねぇ〜(笑)」
「一か八か行ってみますかっ!」
エントリーしてしばらく探すと、なんと幸運にもあの白いエビちゃんとの再会を果たせたのでした。さらによく見ると、その子はお腹にエメラルドグリーンの卵を持っていたのです。しかし、卵を持っていることで、彼女の動きは、前回よりもすばやく、必死に逃げ惑い、なかなか撮らしてはくれません。長時間格闘の末、フィルム使い切って、エグジット(追っかけまわしてゴメンね。エビちゃん。元気な子供いっぱい産んでください)。これで、3打数2安打。
翌日のこと。
リ「昨日の撮れてるかわからないから、もう一回撮りたいんだけど。」
僕「いいですよ。行きましょう。(昨日の今日だから、絶対おるはず)」
と、若干の余裕を持ちつつ、再度ポイントへ。
するとこれまた見事なまでに、空振りっ!
エビちゃーん、どこ行ったぁ〜!! これで4打数2安打。今のトコ打率は5割。次に打席に立つのは、いつ? 誰でしょう?!
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見つけた白いエビちゃん。動きがコミカルでかわいい、サンゴヒメエビ属の一種だ
白いエビちゃんを発見した<ダイブギャラリー・シーワークス>とゲストさん。今日も新たな出会いを求めて恩納の海へ!
サソリ固めをかけられながらも、腕立てで返すストロングスタイルのようなフォルム?!の白エビちゃん
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