Diver-web -月刊ダイバー-

その名前のとおり「オクトパス＝タコ」なんですけど、
タダモノのタコではございません。
「ミミック（Mimic）」とは
生物学の分野では擬態のこと。
つまり、変装名人ダコ！なんですね。

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生き物好きダイバーの皆さんの間では、
相当な知名度を誇るようですが、
残念ながら、ワタクシ、
まだお目にかかったことがございませぬ。
見られる場所は限られており、
記事で紹介したインドネシア・メナドのレンベ海峡は、
ミミック出現頻度が高い場所の1つ。
〈カサワリレンベリゾート〉での
ガイド経験が豊富な窪田美希さんによれば、
日が高い間は穴に入っているので、
午後の3ダイブ目や
天気のあまり良くない日の朝に
探しにいくことが多いのだそうです。
砂の穴から目だけを出していて、
近くから覗くと穴の中に逃げ込んでしまうので、
アプローチはガイドの指示に従うこと。
その変装ぶりは見事で、
ヒラメやミノカサゴ、ウミヘビなど、
いろんなものに化けるのだとか。

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誌面ではスペースの関係で、
小さくしかご紹介できなかったのが
なんともなんとも残念で、
uraに登場させちゃいました。
ワタクシがナマ鑑賞した暁には、
誌面でもがっつり紹介させていただきます……。