Diver-web -月刊ダイバー-

湖をきれいにしました！

≫表ダイバーはP74 エコリポート「釣り人とジョイントした湖底清掃」です

編集部：細井路子

山中湖には、実にさまざまなゴミが落ちていました。大物はタイヤやイス……。長年放置してあったのでしょう、腐食しているタイヤも多く見受けられました。 そして一番多く回収されたのが「ワーム」。釣りをするときに使用する、プラスチックなどを素材にしたルアーです。見た目はミミズのようで、正直私にとって はキモチワルイ物体でした。触るとぷにぷにしていて、さらにゾゾっとします。ワームは安価で、釣人にとっては使い捨てのような感覚で使用する人が多いとの こと。多く落ちているのも納得です。そのほかにも、空き缶、空き瓶、ペットボトルなど、多くのゴミが回収されました。

水中では、透明度が悪かったのですが、湖底でキラっと光るのでゴミはすぐ目に付きます。自然の中にあってはいけないものは、自然にはなじめないということなのでしょう……。

ダイバーだからできること、ダイバーだから気づくこと。私たちがすべきこと。
いろいろ考えさせられます。
自然にやさしいダイバーを目指していきたいものです。