月刊裏ダイバー

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帆船・コモドダンサー号と朗らかな仲間たち

≫表ダイバーは、66ページ〜「風で巡る世界遺産 帆船クルーズ・コモドダンサー号」

編集部:永嶋 奏子

世界遺産・コモドを帆船で巡る「コモドダンサー号」に乗船して参りました。皆さん、帆船に乗ったことありますか? 「帆」で進む船って、想像以上にすごく気持ちがいい!ロマン、なんて言うとちょっぴり照れくさいですが……やっぱりロマンたっぷり、とてもすてきな雰囲気で楽しめました。自然の力を感じながら旅をするのは、何にも代え難い体験ですね。しかも世界遺産の大自然は、陸上も水中もどの風景もホントに感動的でした。

そして今回、もうひとつスペシャルなことが。なんとピーター・ヒューズさんと旅をご一緒することに!ピーターさんはコモドダンサー号のオーナーの一人で、ご自身もインストラクターです。毎日鍛えている、という肉体は筋肉隆々。約150cmの私は、地面と垂直に見上げてしまうほど長身です。そんな大きなピーターさん、ガヤのかゆみに苦しむ取材班にお薬をくれたり、日焼け止め……ではなく日焼けオイルを分けてくれたり(笑)。とても優しくすてきな方でした。ピーターさん、ぜひまた一緒に潜りましょうね!そしてコモドダンサー号での生活を、一層思い出深いものにしてくれたのが、14名のクルーたちです。彼ら、ホントに優しくて縁の下の力持ちなんです。

ウエットに着替えてさぁ海ヘ。でも喉が渇いたなぁ……なんて思っていると、ジャストタイミングでササッと冷たいお水が。ダイビングが終わると、太陽の匂いがするふかふかのタオルとホットドリンク、そして肩もみマッサージ。このマッサージ、ゲストに評判で、皆が「マッサージして〜」と秘かにタイミングを見計らっていたほど(笑)。シャワーも、熱い、冷たい……とゲストが感じる国際色豊かな温度差にも、速やかに対処。至れり尽くせり、とはまさにこのことで、ホント快適でした。

そんなクルーたちのお楽しみは音楽。ギターの名手・セバスチャンに合わせて、ビートルズやインドネシアンミュージック(?)を歌ってくれました。じゃあ……と「イマジン」をリクエストすると、い〜い感じで歌ってくれて。まさか世界遺産の洋上で弾き語りビートルズを聴けるとは……。いい思い出です。ダイビングガイドも、これまた豪腕揃い。情報収集のため、あれこれとポイントの質問攻めに丁寧に答えてくれたのがマイケル。彼はボルネオ、メナド、レンベ……とガイド経験が豊富で、とくにマクロと写真が大好き。水中カメラマンご夫婦、スティーブンさん&ウノタカコさんとも仲良しです。カメラ派も楽しませてくれる、とても心強い存在なんです。

日本語の上手なガイドもいます。その名もワヤン。「なんでやね〜ん」ってなんで関西弁使えんねん?! 日本語でのボケツッコミもいい感じの癒し系。マクロ探しの目も抜群です。

最終日はゲスト全員ヘ、なんと記念DVDのギフトが!このDVD、滞在中のゲストの様子を撮影したもので、旅の記念にもなるとても嬉しいサプライズでした。この撮影と編集をしていたのが、イギリス人のギド。ワイルドな髪型にジョーク大好きな彼、いつも皆を笑わせてくれましたよ!

ゲストに丁寧なサービスを欠かさない……だけではなく、楽しく朗らかなスタッフとの帆船クルーズ。心もほかほか温まりました。この続きは……ぜひ帆船で! 忘れられないすてきな思い出に、たくさん出会えるはず!

帆を掲げたコモドダンサー号。 風をいっぱいに受けて走る姿に惚れぼれ。 とてもすてきです。
帆を掲げたコモドダンサー号。
風をいっぱいに受けて走る姿に惚れぼれ。
とてもすてきです。

ピーターさんとモデルのフミさんの記念ショット。 お二人とも帆船クルーズの雰囲気にぴったりでした!
ピーターさんとモデルのフミさんの記念ショット。
お二人とも帆船クルーズの雰囲気にぴったりでした!

いつもテキパキの彼らですが、 歌のスイッチが入ると愉快なコモドダンサー楽団に!!
いつもテキパキの彼らですが、
歌のスイッチが入ると愉快なコモドダンサー楽団に!!

自身もフォトジェニックな写真を撮るマイケル(左)と、 日本語流暢な癒し系ワヤン(右)
自身もフォトジェニックな写真を撮るマイケル(左)と、
日本語流暢な癒し系ワヤン(右)

ムービー撮影もお任せのギド。 ギフトDVD以外にもいろいろな映像を見せてくれました。
ムービー撮影もお任せのギド。
ギフトDVD以外にもいろいろな映像を見せてくれました。

クルーたちが力を合わせ、帆が張られます。 ゲストは皆、子供みたいにワクワクした顔で見上げていました。
クルーたちが力を合わせ、帆が張られます。
ゲストは皆、子供みたいにワクワクした顔で見上げていました。

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