「内山りゅう写真展」写真ギャラリー<ブルーホール>で開催

中村征夫写真展「クジラ舞う海」が絶賛開催中のブルーホールでは、
7月5日より、「内山りゅう写真展」を同時開催中。
内山りゅう氏は、1962年東京出身で現在和歌山県白浜町在住の
ネイチャーフォトグラファー。
内山氏がこだわる水=淡水に棲む生き物と、
両生類・爬虫類の世界の2つのパートに分けて展示する。

この写真展は、2つのパートに分けて構成しています。1つは、私がこだわってきた水=淡水と、そこに暮らす生き物たちです。地球上に存在する水の97%以上が海水であり、我々が飲用や農業・工業などに利用できる淡水は、0.01%に過ぎません。しかしながら、我々の住む日本は多雨であることなどから水が豊富に存在し、そこに暮らす生き物たちは多様性が高いといわれています。豊かで清らかな水のもたらす多くの恵みや水環境に思いを馳せていただけたらと思います。
もう1つは、両生類・爬虫類の世界です。彼らのもつ派手な色彩や奇抜な形態などをクローズアップで切り取りました。これらの色彩や形態は、すべて自然界では意味をもっています。たとえば、木の枝や葉に擬態して捕食者から身を守ったり、毒があることを警告するためにわざと派手にしたりと、様々です。しかし、残念なことに彼らは世界的にも最も減少が著しい生き物のグループの一つといわれています。このキュートで美しい生き物たちの棲みやすい環境が、いつまでも続くことを願って止みません。
(内山りゅう)

会期:2012年7月5日〜2012年10月17日
開館時間:10:00〜16:30
料金:一般300円/中高生100円/小学生以下無料

中村征夫写真ギャラリー<ブルーホール>
http://www.kodamajozo.co.jp/bluehole/bluehole.html

内山りゅう写真展

プロフィール
1962年東京生まれ。ネイチャーフォトグラファー。東海大学海洋学部水産学科卒業。“水”に関わる生き物とその環境の撮影をライフワークとしている。とくに淡水にこだわり、図鑑や写真集などを精力的に発表する。水や自然、生き物に関するテレビ番組の企画・出演も多い。1999年、住まいを和歌山県白浜町に移し、“清らかな水”を取り巻く水環境にレンズを向け、創作活動を続けている。
 
内山りゅう公式ホームページ
uchiyamaryu.com

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